市従は地域における公共サービスの従事者として、地域住民とともに進めてきた「地域づくり・まちづくり」の取り組みや、公共サービスの質の向上と職場改革の事例を全国に発信するため、第1回市従自治研(ボトムアップコンテスト)とりくむこととしてきました。
ボトムアップコンテストの優秀者については、2006年5月の自治労大阪府本部自治研集会への参加と2006年10月に沖縄で開催される地方自治研集会へ参加することとになりました。
また、市従として、この公募型による実践のとりくみについて大阪市政に反映していくこととしました。
<最優秀賞>
☆エントリーNo.6
土木支部南工営所班
「カイゼン甲子園」から南工営所「カイゼン」案へ
<優秀賞>
☆エントリーNo.4
土木支部区役所班
区役所事務用公用車運転手による「地域安全対策」のとりくみについて
☆エントリーNo.7
民生支部市立心身障害者リハビリテーションセンター管理課
地域支援ネットワークにおける自治体サービスの役割~仕事のノウハウを地域福祉へと生かすために~「車いす体験講習会」(乗ってみよう・押してみよう・押されてみよう)
☆エントリーNo.5
公園支部東部方面公園事務所
「大阪城公園での市民参加・協働を考える」
<努力賞>
☆エントリーNo.1
環境事業支部西部センター分会
市民と共に考える資源循環型社会について
☆エントリーNo.2
下水道支部処理場西分会
市民参加と協働のまちづくり
☆エントリーNo.3公園支部
「市民協働による公園づくり」~街区公園から地域社会を創造する~
☆エントリーNo.9
民生支部早川福祉館
「熱いぜ!現業サービス」
<審査委員長賞>☆エントリーNo.8
下水道支部処理場北分会海老江班
「子どもも大人も皆おいで!」一緒に考えよう大阪の下水道
全国自治研での市従の皆さんの報告の特徴は、まだまだ要求突き上げ型が多いなかで6本のレポート全てが政策提案型になっている点です。労働組合である以上、要求突き上げ型になりがちな事情はわかりますが、自分たちの仕事を提案するほうが有効で、今回プレゼンテーションを行った6本とも政策提案型になっていました。また、現場ではなく企画部門の報告がありました。もちろん現場は大切ですが、今日的には現場から少し離れた余裕のあるところにいて、時代の流れや全国の動向と現場の声をつなぎ、うまく組み立てることなどを考える役割が大切です。今回で3回目の審査をさせていただいきましたが格段にレベルが上がっていました。 全国自治研に招待する最優秀賞を1本だけ選ばなければなりませんが、どの報告も全国の仲間に発信していただく価値のある取り組みばかりでした。